前回は洗髪(シャンプー)について詳しく書きました。
今回はトリートメントについて、大事なことをまとめます。
トリートメントをつける前に
シャンプーを流したあとはトリートメント。
せっかくトリートメントをつけるのならば、しっかりと水気を切ることが大切です。
一度簡単に絞った後、ペタッとした髪の毛の頭皮部分に指を添わせ髪の毛を立たせるイメージでタッピングをし、さらにもう一度水気を絞ります。
タッピングをすることで毛先のほうに水分が流れて、さらに水分を切ることができます。
トリートメントは毛先から
トリートメントは頭皮につけてはいけない
そんなワードを目にしたことがある方も多いはず。
成分的に頭皮につくとかゆみがでるなどトラブルの原因にもなるので、トリートメントは耳の下部分から毛先の髪の毛につけるイメージでOK。
つけるときは毛先からつけて、順に上のほう(耳の下あたり)まで伸ばします。
大事な1ステップ!
トリートメントをのばしたら、必ずコーミングをしましょう。
目の粗いコームがおすすめ。
私はウェットブラシを使っています。
濡れた髪はデリケートなので、摩擦ダメージを減らすためにもスルスル梳かせるウェットブラシは使いやすいです。
コーミングしたあとは、キューティクルの向きに合わせて上から下へなめすようにやさしく揉みこんで数分放置します。
ホットタオルやシャワーキャップで包み込むようにすると浸透力もアップします。
洗い流すときのひと手間!
洗い流すときのひと手間としておすすめなのがチェンジリンス!
チェンジリンスとは、お湯を溜めた洗面器や桶に髪を浸して、トリートメントを乳化させることです。
どんな体勢?と首をかしげるかもしれませんが、慣れると簡単にできます。
膝の上に桶をのせて、ショート・ボブのかたは、手桶で膝上の桶のお湯をすくって髪を流す。
ロングへアの方は毛先中心に桶に浸して揉みこんだあと、ショート・ボブの方同様に手桶で桶のお湯を何回かすくって流す。
流したお湯は桶に入るようにします。
最後は軽くシャワーで流して終了です。
チェンジリンス中にトリートメントが溶け込んだお湯が頭皮につくこともあると思います。
それって大丈夫なの?と疑問に感じていたので美容師さんに質問してみたところ、トリートメントの濃度が薄いから問題はないとのことでした。
私はこのステップをすることで顔や身体の肌トラブルはありませんが、ニキビができやすいなど肌トラブルのある方は様子をみながら行ってください。
チェンジリンスすると、髪一本一本にしっかりとトリートメントが行き渡ります。
トリートメント成分が吸収されやすくなり、仕上がりのツヤなど段違いなのでぜひチャレンジしてみてくださいね!